先日のモーツァルト協会ガラコンサートでは沢山のお客様にお越し頂き、本当にありがとうございました。
モーツァルトを愛する方には、どこか温かい人間味溢れる方が多いように感じました(^^)
日本のオペラ界の教育現場では、まず最初にモーツァルトを勉強する傾向があるのですが、私のイタリアの師匠ジュリアーノは生前、“モーツァルトは死ぬ前にうまく歌えるようになればいい”と言っていました。
その意味がやっと最近、頭以外でもわかる...よう...になっ...てきた...気がします(^^;)
一見極あたりまえで、簡単で、細やかな事なのですが、とても深く、大きく、何よりも大切な事。。。
あっ、もちろん、お客様はそんな事は全く考えず、心から楽しんで頂ければ幸いです♪♪♪
(なかなかシンプルに楽しいことが書けず、本当にすみません...><;)
そんな素晴らしいモーツァルトの作品の中でも最高傑作と言ってよいのではないでしょうか。。。
来月7月15,17日と、東京二期会公演『フィガロの結婚』にケルビーノ役で出演させて頂きます‼!
このプロダクションは宮本亜門さんの演出で、実に4回目再々再々演となる人気の舞台です。
その舞台が今回はなんとS席1万円でご鑑賞頂けます‼!
指揮はあのウィーン国立歌劇場にも登場したサッシャ・ゲッツェル氏、
オケはオペラに定評のある東京フィルさま、
とてもシンプルかつ洗練された舞台に衣裳に照明。
そして、共演者のメンバーが素晴らしすぎます(一緒に出演する私が言うのも変ですが...)‼!
みなさん歌はもちろんですが、とにかく芸達者のベテランの先輩方ばかり‼!
一緒にお稽古をしていて笑いが止まりません。
このように魅力的な舞台を、このお値段で観る機会はなかなかないと思います。
オペラを愛する方はもちろん、オペラ鑑賞が初めての方、とにかく一人でも多くの方にご覧頂きたいです。
ちなみに私事で恐縮ですが、今年小学1年生になった私の姪っ子がこの舞台を観に来ます。
素敵なオペラデビューとなることを祈るばかり...。
今回のケルビーノ役、実は私が二期会デビューをさせて頂いた17年前ぶりの同役なんです。
なかなか音楽の神様は私に微笑んでくれませんが、今度こそ薄ら笑いくらいはしてもらえるよう(苦笑)、そしてお客様には存分に楽しんで頂けるよう、残り約3週間、精一杯がんばります‼!
劇場で皆様にお会いできます日を楽しみにしております♪♪♪
東京二期会オペラ劇場/モーツァルト『フィガロの結婚』
2016年7月15日(金)18:30開演
16日(土),17日(日),18日(月・祝)14:00開演 ※開場は1時間前
会場:東京文化会館 大ホール
指揮 サッシャ・ゲッツェル
演出 宮本亜門
装置 ニール・パテル
衣裳 前田文子
照明 大島祐夫
合唱指揮 大島義彰
演出助手 澤田康子
舞台監督 村田健輔
公演監督 大島幾雄
15日(金)/17日(日) 16日(土)/18日(月・祝)
アルマヴィーヴァ伯爵 小森輝彦 与那城 敬
伯爵夫人 大村博美 増田のり子
ケルビーノ 小林由佳 青木エマ
フィガロ 黒田 博 萩原 潤
スザンナ 嘉目真木子 髙橋 維
バルトロ 妻屋秀和 長谷川 顯
マルチェッリーナ 押見朋子 石井 藍
ドン・バジリオ 高橋淳 高田正人
ドン・クルツィオ 渡邉公威 升島唯博
アントニオ 鹿野由之 畠山 茂
バルバリーナ 盛田麻央 全詠玉
花娘1 藤原 唯 辰巳真理恵
花娘2 宍戸茉莉衣 加藤早紀
合唱:二期会合唱団
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
チケット:S席10,000円、A席9,000円、B席8,000円、C席6,000円、D席4,000円、学生2,000円
<お問い合わせ>チケットスペース03-3234-9999、二期会チケットセンター03-3796-1831
東京二期会HP~
http://www.nikikai.net/lineup/figaro2016/index.html