gabbianaのように



やっぱり最高、ドン・カルロ

今年始めのトナカイステージ、ドン・カルロハイライトが終わりました。
たくさんのお客様にお越し頂き、また会場を盛り上げて下さり、本当にありがとうございました。

この作品を、間にMCを入れつつ集中して演奏するのは難しいものがありましたが、やはり大好きな作品、歌わせて頂けて幸せでした。
この作品の難しさは、自分をコントロールすること。
まさに“冷静と情熱のあいだで”と言った感じです。
冷静でなければいけないのですが、情熱がないと歌いきれません…
というか、その音程の声が出ません。
そのためには、ヴェルディがその音に込めた感情を読み取らないといけないのですが、感情移入しすぎると涙や怒りで歌えなくなります。
こういう時、今年4月の蝶々夫人で再度お世話になる演出家の栗山先生の声が。。。
『感情なんていらないんだよぉ!!!!!』
そうです、大作曲家ヴェルディ様は全て楽譜に、音にその感情表現を書いて下さっているので、私達歌い手はいい声で丁寧にそれらを歌いきればいいだけなのです。
でもその反面、ただいい声で歌っていると『何にも感じていないじゃないかぁ!!!!!』
と言われてしまいます。
そうです、どちらも必要なんです。

いつか聞いて下さる方に、言葉は通じずも、共感してもらえる日が来るように。。。
その時、初めてオペラの魅力を感じて頂けると思うので。
そんな思いがこの日も体当たりな私を生んでしまいましたぁ(^^;)
まだまだ修行が足りません。

どの作品を歌う時も同じなのですが、このエボリ公女という役は私にとって特別なようです。

今度いつ歌えるか…もしかしたら歌えないかな。。。
またいつか歌える日を願いつつ、日々精進したいと思います。

今回の公演のタイトルロール、ドン・カルロ役を急遽引き受けてくれた所谷君。
本当に素晴らしく歌い上げてくれました。
こういう後輩をもてた私は幸せです。
その他の共演者の皆様にも感謝。
またどこかで共演できますように。

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〜左から野村君、伊藤さん、中村さん、私、所谷君
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by yucantus | 2014-02-03 00:09 | オペラサロントナカイ | Comments(0)
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メゾ・ソプラノ 小林由佳のうた人生
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