私が所属している“二期会”が、今年で創立60周年をむかえました。
それを記念して、10月7日、二期会創立60周年記念祝賀会、
そして二期会会員が一同にそろった会員会が行われました。
私は残念ながらオケ合わせがあり参加できなかったのですが、
大変盛り上がったようです。
何が盛り上がったかというと、その後行われた初の試み、
有楽町マリオンでの“街頭歌唱”。
今世界では“フラッシュ・モブ”と言われ、突然街中でパフォーマンスが行われているそうです。
その様子がテレビのニュースでも紹介されました。
~有楽町にオペラ歌手240人の歌声
http://www.youtube.com/watch?v=-zXymXKu9pI&feature=related
祝賀会が行われた東京會舘から、200人を超える歌手たちが、
一般の皆さんに気付かれぬようバラバラにマリオンへ移動。
心を込めて“ふるさと”を歌いました。
会員の皆さんは一体どうなるかと心配していたのですが、
その場に居合わせた多くの方々も、一緒に歌って下さり、
参加した仲間たち曰く、想像以上に感動したそうです。
たった4人の歌い手が集まって始まった二期会。
もし二期会がなかったら、こんなにオペラは普及していなかったでしょう。
昔は、私たちの世代のように簡単に楽譜や音源が手に入らず、
また、もちろん、そう簡単に海外留学もできませんでした。
先輩歌手の皆さんのご努力は、到底私たちには想像できないでしょう。
この恵まれた環境への感謝の気持ちを忘れず、日々精進していきます‼
音楽の力は偉大、、、なはず(^^)