気付けば7月後半。世の中は連休。。。
今日は久しぶりのオフで朝からぼぉ~~~っとしています。
実家に帰るつもりだったのですが、その気力もなく自宅でのんびりすることにしました。
スケジュールにうっかり書き忘れてしまったのですが、
15日、16日は紀尾井ホールで東京オペラシンガーズの本番でした。

~オケ合わせの風景、舞台上から。あっ、きちんと休憩中ですよ(汗)。
今回はベートーヴェン「合唱幻想曲」と「第九」
昨年のオペラ「末摘花」でお世話になったのですが、やっぱりいいホールです。
贅沢にも稽古の時から舞台を使わせて頂けて、それだけでいい経験になりました。
レッスン室や響かない稽古場だと、どういう音楽になっているのか把握しにくいですからね。
第九は本当に多くの指揮者やオケと共演させて頂きましたが、
今回のハルトムート・ヘンヒェンさんと紀尾井シンフォニエッタ東京さんととの第九も新鮮でした。
音楽の捉え方、アプローチの仕方、そしてそこから出てくる音楽は本当にそれぞれ違います。
またなかなか共演機会の少ないソロのピアニスト、今回は若林顕さん。
本当に素晴らしくて、ピアノが打楽器ということを忘れてしまいました。
そして決して自分の演奏がぶれない。。。やはり有名な方は理由があると実感しました。
やっと最近ソロのお仕事も頂けるようになり、時々「なんで合唱をやってるの?」と言われ悩んだ時もあったのですが、つくづく、今の自分があるのは東京オペラシンガーズのおかげだと思っています。今回も色んなことを学ばせてもらいました。
ソリスト、合唱、役が大きい小さい、舞台が大きい小さい、ギャラがあるない関係なく、
とにかく自分はいい音楽をしたい、できるようになりたい、自分を磨いていきたいと思いました。
こうした行動で、もしかしたらどなたかに不快な思いをさせているかもしれません。。。
でもこれが今の私の正直な気持ちです。
これから、音楽を通してどんな出会いがあるのか、、、
不安もありますが、楽しみになってきた今日この頃です。
そうそう、この本番終演後、15日の日、カーテンコールで地震があったんです(><)
確か栃木で震度5くらい揺れた地震です。
このきれいなシャンデリアが揺れて、壁に映る明かりも揺れた時は一瞬ヒヤッとしました(汗)。
サイトウ・キネン・フェスティバルで長年お世話になった長野県松本市も、
先日の地震でホールなどが被害を受けたそうで心配です。。。
もう大地震は起きないでほしいですね。。。
さっ、次の本番の曲を練習しなければ!!
くれぐれも熱中症にはお気を付けて、皆さま素敵な連休をおすごしください(^^)