オケ合わせの帰り、ふらっと泉岳寺によってみた。
N響の練習所の近くにあるのだ。
一体いつぶりだろう。。。
たぶん軽く10年程前、三枝成彰さんのオペラ「忠臣蔵」にのった時以来だ。
何度もこの前を通りすぎていたのに、今日はふいに寄り道したくなった。
桜は満開。やっぱり日本の春は美しい。
こんな時間を持てたのも、震災のおかげなのかもしれない。
今日のオケ合わせで、すでに泣きそうになってしまった。
自分はまだまだ甘いなぁ〜と思った。
こんなんでは被災地の皆さんに元気をお届けできないし、お客様にも感動を与えられない。
でも「第九」を歌うといつもこうなのだ。なんでだろう。。。
単純に言えば、きっとこの曲が好きなのだ。
明日、いい声が出るように寝なければ!!
1つ1つの舞台を精一杯歌うのみ。
Seid umschlungen, Millionen!
Diesen Kuß der ganzen Welt!
Brüder, über'm Sternenzelt
Muß ein lieber Vater wohnen.
抱き合え、幾百万の人々よ!
この口づけを全世界に!
兄弟よ、星空の上には
愛する父なる神が住んでいるにちがいない。
(「第九」歌詞より)