昨夜、「パルジファル」の初日が終了しました。
17時に開演して、終演後楽屋に戻った時には22:20!!
この時間まで聞いて下さったお客様もお疲れになっただろうなぁ〜と思いました。
とにかく、ドイツ人ソリストの声が凄すぎました。
体も骨格も違うのですが、自分たちの声と根本から違うように感じました。
大きい声なのに決してうるさくなく、とても柔らかくて、
あの広い東京文化会館の大ホールを声で満たしてしまう、、、
共演している自分も幸せでしたが、お客様もきっと堪能されたに違いないと思います。
こういう声を聞いてしまうと、「なんで私はオペラなんてやっているんだろう。。。」
と悩んでしまいます。
こんな事は今までにも何度もあったのですが、でも続けてしまうんですよね。
きっと、音楽が好きなんでしょうね、私。
こうした世界で活躍する本物のオペラ歌手の声を近くで聞ける事、
一流と言われるオーケストラの方々と共演させて頂ける事に感謝しながら、
悩みつつも目標や望みを高く持ちがんばって行きたいと思います。
明日はパルジファル2日目。体調を整えてがんばります!!
そうそう、明日こそは上野公園の桜を観に行かなければ♪♪♪