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イドメネオ終演

2014年の夏を全て捧げた『イドメネオ』の公演、無事終演致しました。
たくさんのお客様にご来場いただき、本当にありがとうございました。
今回の舞台は特に賛否両論あると思いますが、
実はどんな公演でも色んな意見があることには変わりないんですよね(^_^)

今回の舞台も、自分なりに精一杯歌い、演じ、生きました。
私はイダマンテの人生の一部分を、みんなはイドメネオ、エレットラ、イリア、アルバーチェ、大祭司、合唱一人一人の役、そして助演の方もみんな舞台上で一生懸命生きました。
それらを表現しようと、ヘアメイク、衣裳、舞台、大道具、小道具、照明、字幕の皆さんがご尽力下さり、準・メルクルマエストロと東京交響楽団のみなさまが素敵な音楽で支え、引き立て表現して下さいました。
演出助手のエレオノーラは毎日ハイテンションで稽古に来て、キャストそれぞれの感覚を生かし、演技をつけてくれました。ダミアーノ・ミキエレットさんも来日し、アドバイスをくれました。

また今回は“ぶらあぼ”さんも毎日のように稽古場や劇場に駆けつけて下さり、本番をより楽しんで頂けるよう盛り立てて下さいました。
二期会の方々もいつものようにこの公演を一人でも多く方に知って頂こうと日々奮闘して下さいました。
すべてはオペラを愛しているから、そしてこのオペラの魅力を一人でも多くの方に知って頂きたいからです。

芸術というのは正解がなく、時代と共に移り変わっていくもので、そこに自分も深く関わっているのだと、いまさらながら強く感じるようになりました。
自分がいい、好きと思うものを追及し、それがいつか誰かのお役に立てると信じて、今後も日々精進していきたいと思います。

なんでこんなに語ってしまったのかしら、、、私もしっかりオペラを愛しているという事ですね(^^;)

千秋楽を終えた次の日から、10/12びわ湖ホール公演の『リゴレット』の稽古が始まりました。
今度は公爵を口説き落とす女、マッダレーナ役です。
まだどこか女に戻りきれていませんが、皆様に感動して頂ける舞台になるようがんばりまっす!!

今回は色んな面で必死で、休憩時間も写真を撮れず、、、。
でも、終演後、舞台上で後輩さんが撮ってくれた共演者全員の写真と、
オペラ写真家・長澤直子さんが撮って下さった、イダマンテとイリアの二重唱シーンの写真を載せちゃいます。

また劇場で皆様にお会いできます日を楽しみにしております(^^)
ありがとうございました!!

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by yucantus | 2014-09-18 01:57 | オペラ | Comments(0)

イドメネオ、いよいよ開幕!!

今日、イドメネオ公演、与儀組の初日が幕を明け、
いよいよ明日、私達、又吉組の初日を迎えます。

たくさんのエネルギーの詰まった舞台、ぜひお一人でも多くのお客様にライブで観て頂きたいです。
そんな私達の気持ちを代弁するかのように、
今回の演出家ダミアーノ・ミキエレット氏が、プレトークのご挨拶の中で熱く語って下さっています。
そのお言葉をこちらへご紹介します。


ダミアーノ・ミキエレット氏、プレトーク

みなさん、こんにちは。ダミアーノ・ミキエレットです。今回この東京での『イドメネオ』の演出のためにヴェネツィアからやって来ました。
私が仕事で日本に来るのは2回目になりますが、来る度に、ヨーロッパとの違いから、日本の都市は特殊だということを思います。ヨーロッパとの違いがたくさんあるということもありまして、日本のみなさんと接し、日本の皆さんのメンタルな部分を知ることはとても興味深いです。
私がオペラの稽古をしていく段階で大切にしているのは、歌い手と話をすることです。それによって歌い手がどんな人間性なのかを知ることができ、観客のみなさんにどんなことを伝えるのかのヒントにもなります。
今回この『イドメネオ』の舞台は新国立劇場で上演されます。観に来て下さる方には、ドラマの中にある人間性のクローズアップを観ていただきたいです。何年も前に書かれた作品ですが、私たちの持っている苦しみ、問題、夢、そういったものを表現したいのです。
とにかくこの劇場に観に来てほしいです。感じてほしいのはまずモーツァルトの音楽、そして音楽と共にストーリーを語っていくというとてつもなく素晴らしい形式の芸術を体験していただきたいと思います。
オペラを観に来てもわからないと思っている人も、クオリティーの高いものであれば、芸術は、特にオペラは音楽を媒介にしていることもあって、人種や言語を越えて通じるものがありますから、ぜひおいでいただきたいと思います。
このオペラは、実際はギリシャ神話をもとに書かれています。これはモーツァルトの他のオペラとは違う状況です。しかし神話に登場する人や時代ではなく、現代にうつしても問題のない時代背景を持った作品がこの『イドメネオ』だと思っていますので、そのように演出しています。
このお話では、戦争(=破壊や苦しみ、勝者と敗者との差)が終わって王イドメネオが帰還するときに、彼の乗った船が嵐で沈没しようとします。そのときに王は、海岸で初めて会った人を殺せば助かるという約束を神とします。それで生きのびることができます。
王が初めて会うのが息子イダマンテです。ここでパラドクスが生まれます。どうして人はたくさんいるのに自分の息子を殺さなくてはならないのか?ここにドラマがあるのです。
イダマンテにとっては、父との対立、これが彼を成長させます。自分を自由にし、解放し、恐怖に打ち勝ち、父からも解放されて、彼は王になるのです。
このオペラの中にはもう一つの物語、愛の物語があります。イダマンテはイリアを愛しています。しかし彼女は敵の国の王女で、さらに、父がイダマンテと結婚させたいのはエレットラ――ここにも父の望みと息子の願望との対立があるのです。
今回神話的なものは脇に置き、時代背景も特定のものは設定していません。一番描きたかったのが父と子の対立です。子にとって父は、絶対に間違うことのない、神のような存在と捉えられます。子の目から見れば、親は身体的に大きいだけでなく、正しくても間違っていてもその意見は絶対であり、神に通じるものがあります。
息子が成長してくると、身体的には背が大きくなってきますし、それに従って対立がうまれてきます。父の言うことに疑問を持ったり批判したりするようになります。
時が過ぎ、子が成長し、子が親になっていく――父が子に伝えたいこと、子が拒否したいことがあり、「それは親の人生の一部であって、自分の人生ではない」という対立が時には苦痛を伴うものであり、そのサークルが続いていくのです。
『イドメネオ』の中で語られるのは愛です。愛を得るための困難な状況、恐怖心に打ち勝つということがテーマです。
日本のお客様に、声、ハーモニー、想像力を伴う音楽を感じてもらいたいと思っています。音楽は言葉の壁を越えて心に通じるものですので、ぜひおいでいただきたいです。

こちらの内容は、二期会ホームページ内のブログで紹介されており、
ミキエレット氏のプレトークを映像でもご覧いただけます。
http://www.nikikai21.net/blog/2014/09/post_538.html

またクラシック音楽やダンスの情報を配信している『ぶらあぼ』さんが、
今回の二期会『イドメネオ』の稽古風景を9回に渡って紹介して下さっています。
http://ebravo.jp/archives/12730

オペラは、ぜひ、ぜひ劇場で体感して頂きたいです。
まだチケットはございますので、ぜひ、ぜひお越し下さいませ。
ちなみに明日は、終演後、出演者がロビーにご挨拶へ伺います。
みなさまにお会いできますことを楽しみにしております。
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by yucantus | 2014-09-12 21:47 | オペラ | Comments(0)

ようこそ、かわいい姪っ子ちゃん♪

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イドメネオの稽古もいよいよ劇場入りし、最後の追い込みとなりました。
そんなドタバタな中、9月6日、3人目となる私の姪っ子が誕生しました☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆‼︎‼︎‼︎
この写真を見た時、“わたし、がんばってみんなに会いに来たよ”と、笑っているように見えました。
とにかく、母子共に元気で本当によかったです。
このタイミングで生まれてきてくれた姪っ子に、またまたとても運命を感じています。
イドメネオ、がんばりまっす‼︎‼︎
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by yucantus | 2014-09-09 01:10 | 家族 | Comments(0)


メゾ・ソプラノ 小林由佳のうた人生
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