gabbianaのように



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みんなの気持ちがひとつに、、、

今朝は大きな地震があってびっくりしましたね(>_<)
福島で震度5強、、、
地球も生き物ですから仕方ありませんが、もうそろそろ落ち着いてほしいものです。

さて、昨日は小平市中央公民館で第2回目のチャリティーコンサートでした。
今回も会場は満席。
約200人のお客様がお越し下さり、大盛況となりました。
出演者の人数も合唱団が5団体にソリスト10人以上と、
公民館の小さな舞台では全員のり切らないほど。
発起人でありコンサートの運営はもちろん、テノールとして出演もされ、合唱団の指揮、司会進行、そして手作りの義捐金箱まで用意して下さった下村さんにはただただ頭が下がるばかりです。
会場に来てただ歌うだけの私とは訳が違います。

1回目同様、とても温かいお客様ばかりで、本当にすてきな時間だったと思います。
このコンサートに関わったすべての方に感謝いたします。
また義捐金の方も、なんと30万円以上集まり、集計しながら皆さん「ありがたいねぇ、、、」としきりにおっしゃっていました。中には1万円札が何枚か入っていて、びっくりしました。本当にありがとうございます。
お預かりした募金は、小平市社会福祉協議会を通じて中央共同募金会へ送金させて頂きます。

下村さんが本番でおっしゃっていた通り、チャリティーコンサートは決して募金が目的ではなく、この大震災を風化させないことが大切だと私も思います。

私たちが出来ること、「息の長い支援を!!」

この言葉を胸に第3回も開催する予定でおります。
またぜひお越し下さいませ。
終演後に多くの方からお声をかけて頂き、とてもうれしかったです。
またお会いできる日を楽しみにしております。
被災地の復興を願いつつ、、、、
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by yucantus | 2011-07-31 13:29 | 東日本大震災 | Comments(2)

大尊敬する指揮者、大野和士さんとのコンサート

この週末は3か月ぶりくらいで実家に帰っておりました。
やっぱり田舎は涼しくていいですねぇ。
蝉がないて、小鳥が本当にいい声で、風がそよそよ、緑の香りがして、、、
自然と癒されます。
どうも私は、東京でがんばっているのではなく、ただ力んでいるだけのようです(^^;)

そんなことも言っていられません‼
今月に入り、うれしいお話が私のところに飛び込んできました。
大尊敬する、今となっては世界のマエストロ、
大野和士さんとのコンサートに出させて頂けることとなりました(ToT)


大野和士のオペラ・レクチャーコンサート
~今年のテーマは「2つのボエーム」~ 
プッチーニとレオンカヴァッロの『ラ・ボエーム』を聴き比べます。
レオンカヴァッロの『ボエーム』より魅力的なアリアや重唱、そしてプッチーニの『ボエーム』は第4幕にスポットを当てて、その音楽の神髄をご紹介します

出演:大野和士(お話とピアノ)
小林由佳(メゾソプラノ) 西村悟(テノール) 成田眞(バス) 他気鋭の歌手陣

・プログラム
 プッチーニの「ラ・ボエーム」とレオンカヴァッロの「ラ・ボエーム」よりアリアや重唱

※ やむを得ない事情により曲目、出演者が変更になる場合がございますので、予めご了承下さい。

公 演 日 8月11日(木)
開  演 18:30 [18:00開場]
料  金 一般4,000円 シルバー(65歳以上)・学生(24歳以下)3,500円

お問い合わせ 神奈川県立音楽堂業務課  045-263-2567
主催:神奈川県立音楽堂[公益財団法人神奈川芸術文化財団]



20代の頃、東京オペラシンガーズで何度も共演させて頂き、
毎回本番で鳥肌がたっていたのを覚えています。
大野さんとソリストとして共演させて頂くのは、私の夢でした。
夢って叶うんですね。。。♪
大袈裟かもしれませんが、“世界の大野”さんとなった今、
私にとっては本当に夢のようです。
今回は指揮ではなく、大野さんご本人がピアノを弾いて下さり、
アットホームな雰囲気で解説をしながら、オペラをより楽しく伝えて下さいます。
大野さんのご迷惑にならぬよう、しっかり練習しなければ‼‼‼

今回は「2つのボエーム」ということで、とてもおもしろくなる予感がします。
皆さんは「ボエーム」と言えば、もちろんプッチーニと思うと思うのですが、
オペラ「パリアッチ~道化師」で有名なレオンカヴァッロも「ボエーム」というオペラを作曲しているんです。
そして、レオンカヴァッロの作品ではミミではなく、どちらかというとそのお友達のムゼッタが主役で、
しかもムゼッタはメゾソプラノの為に書かれているんです。
今回は、そのムゼッタ役を私が歌わせて頂きます(汗)。

「えぇ~~~、ムゼッタがメゾ!?」とお思いの方、きっとほとんどの方がそう感じていますよね(^^)
私も最初はピンとこなかったのですが、今は「なるほどぉ~」といった気分です。
同じ原作でも、作曲家によってこんなに捉え方が変わり、生まれる音楽もこんなに違うんだ、、、
と、勉強になるというか新鮮というか、、、何とも変な感じがします。
プッチーニのオペラ「ボエーム」はもちろん知っていたのですが、
この作品にはメゾの役がない為、実はあまり興味がなくよく知らなかったんです。
でもこのコンサートの為に色々勉強して、とっても面白いです。
このあたりを、あの大野さんはどう解説し演奏して下さるのか、とっても楽しみにです。
毎回ほとんど完売になってしまうそうなので、チケットはお早めにお問い合わせ下さいませ。

大野さんのレクチャーを楽しみに、ここではこれ以上ボエームに関してはお話しないでおきますね。
ぜひぜひお越し下さいませ。

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~レオンカヴァッロ「ボエーム」の楽譜(ヴォーカルスコア)。これで1万円(@o@)
  また楽譜コレクションが増えました♪
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by yucantus | 2011-07-27 01:54 | コンサート | Comments(4)

gabbiana~ガッビアーナの由来

いつも私のつたないブログをのぞいて下さっている皆様、本当にありがとうございます。
私が出演させて頂いている舞台等のお知らせする場としてこのブログを立ち上げたのですが、そのうち自分の私生活や、思い感じている事なども書くようになり、正直「こんな他人のことなど興味ないよね、、、」と思いながらも、もう3年続いてしまいました。
私は芸能人でも有名人でもない。
でも時折、師匠の中村健先生の「私たち歌い手は夢をうる仕事なんだよ」という言葉を思い出し、舞台以外のことはあえてオープンにしない方がいいのでは、、、などと思ったこともありました。

時々、演奏会場でお会いするお客様に「ブログみてますよ」とお声をかけてもらう事があり、嬉しいような、恥ずかしいような気持ちで、、、と同時に大抵「あの表題のgabbianaはなんと読むんですか?どんな意味なんですか?」と聞かれていました。
今日はそのことについて書こうと思います。

『gabbiana』とは、イタリア語で『かもめ』という意味なんです。
さらに詳しく言うと女性のかもめのこと。
イタリア語は名詞が男性名詞と女性名詞に分かれており、語尾がそれぞれ「~o」「~a」と変化します。
なので男性のかもめなら『gabbiano』、女性は『gabbiana』となります。
読み方はそれぞれ『ガッビアーノ』『ガッビアーナ』、、、
私は女性なので(見た目は男っぽいですが^^;)、『gabbiana(ガッビアーナ)』という訳です。

そしてなぜ『かもめ』なのかというと、理由はこれ↓
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リチャード・バックが書いた『かもめのジョナサン』。
ジョナサン・リヴィングストンという名のかもめのお話。ご存知の方もたくさんいらっしゃるかもしれませんね。
大切なのは食べることよりも空をいかに早く飛ぶかということ。
変わり者と群れから追放されても、強い意志と勇気を持って日々スピードに挑戦し続ける。
自己と向き合い、色んな困難と戦いながら飛ぶことの意味に気づき、
最後は本当の意味での自由を手に入れ、光のような存在になるジョナサン。
『このかもめ(gabbiana)のように生きていきなさい』という師匠ジュリアーノの言葉から、
このブログの表題をつけました。

生きていく以上生活することは大切ですし、私も路上生活者になるつもりは全くありません。
この本を読むと一瞬とてもきれい事のように感じてしまうのですが、生きていく上で何が大切なのかを私たちに問いかけてくれる気がします。

もう5年前、文化庁在外派遣研修員でイタリアに留学した時、
普段全くと言っていいほど本を読まない私が、留学前ふいに本屋に入り、なぜかその時目にとまった、
「日本の三大宗教」「星の王子さま」「かもめのジョナサン」の三冊を買ってイタリアに持っていきました。
よくわからないけど、きっと自分をみつけたいと思っていたんでしょうね。
それをジュリアーノに見せたり話した事はなかったのですが、
偶然(?)ジュリアーノも読んで覚えていたのか、この話になりました。
時々壁にぶつかったり悩んだりすると、この「かもめのジョナサン」を読んでいます。

合わせて、ジュリアーノに「これだけは絶対忘れるな」と言われた三箇条。
いつも持ち歩いている手帳に書いてあるものです。

◆Cantare per essere ammirati è tragico.
~称賛される為に歌う事は悲劇である。

◆Catare per sè stessi è desolante.
~自分の為に歌う事は悲惨である。

◆Cantare per narcisismo è più che penoso.
~自己陶酔の為に歌う事はつらい事である。


初めてこれを聞かされた時、正直「それじゃ、なんで歌を歌うの!?」
と、反抗的な気持ちになったのを覚えています(苦笑)。
先日のなでしこジャパンの試合を観た時、これらの言葉が頭をよぎりました。
彼女たちはそんなつもりはもしかしたらなかったかもしれませんが、自然とやっていたように思います。
私こそ未だにわかっていないかもしれませんが、この三箇条ができるようになりたいです。
という事で、まだまだ邪念ばかりの私です(汗)。
ジュリアーノ、ごめんなさい(^^;)

皆さんも、もしよかったら「かもめのジョナサン」読んでみて下さい。
かもめの写真がたくさんあって、薄っぺらい本なので、すぐに読めちゃうと思います。
つまらないとか、嫌いっていう方もいらっしゃるかもしれませんが、
皆さんの心にこの本がどう映るか興味深々な私です。

ということで、悩みつつも、今後も私らしく生きていこうと思います。
こんな私ですが、引き続きどうぞよろしくお願いいたします(^^)
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by yucantus | 2011-07-21 13:44 | ブログ表題の由来 | Comments(5)

なでしこジャパン、優勝世界一おめでとう‼‼‼

今朝なぜか明け方起きてしまい、ふいにテレビをつけると、
ちょうど女子サッカーの決勝戦が!!!
なでしこジャパン、世界一おめでとう‼

本当に本当におめでとう‼ただただ感動(ToT)
気付くと何度も勝手に涙が流れてました(;_;)
監督さんがおっしゃっていた「なでしこ力=諦めない力」の賜物だと思いました。

感動をうむためには、膨大な時間と努力が必要なんですよね。。。
またそれができるのは、好きだからこそ。。。そんな気がしました。

言葉にすると感動が薄っぺらいものになりそうなので、この辺でやめておきます(^^;)
感動と勇気をありがとう!!!!!
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by yucantus | 2011-07-18 22:44 | 出来事 | Comments(2)

ほっと一息

気付けば7月後半。世の中は連休。。。
今日は久しぶりのオフで朝からぼぉ~~~っとしています。
実家に帰るつもりだったのですが、その気力もなく自宅でのんびりすることにしました。

スケジュールにうっかり書き忘れてしまったのですが、
15日、16日は紀尾井ホールで東京オペラシンガーズの本番でした。
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~オケ合わせの風景、舞台上から。あっ、きちんと休憩中ですよ(汗)。
  今回はベートーヴェン「合唱幻想曲」と「第九」

昨年のオペラ「末摘花」でお世話になったのですが、やっぱりいいホールです。
贅沢にも稽古の時から舞台を使わせて頂けて、それだけでいい経験になりました。
レッスン室や響かない稽古場だと、どういう音楽になっているのか把握しにくいですからね。

第九は本当に多くの指揮者やオケと共演させて頂きましたが、
今回のハルトムート・ヘンヒェンさんと紀尾井シンフォニエッタ東京さんととの第九も新鮮でした。
音楽の捉え方、アプローチの仕方、そしてそこから出てくる音楽は本当にそれぞれ違います。
またなかなか共演機会の少ないソロのピアニスト、今回は若林顕さん。
本当に素晴らしくて、ピアノが打楽器ということを忘れてしまいました。
そして決して自分の演奏がぶれない。。。やはり有名な方は理由があると実感しました。

やっと最近ソロのお仕事も頂けるようになり、時々「なんで合唱をやってるの?」と言われ悩んだ時もあったのですが、つくづく、今の自分があるのは東京オペラシンガーズのおかげだと思っています。今回も色んなことを学ばせてもらいました。
ソリスト、合唱、役が大きい小さい、舞台が大きい小さい、ギャラがあるない関係なく、
とにかく自分はいい音楽をしたい、できるようになりたい、自分を磨いていきたいと思いました。
こうした行動で、もしかしたらどなたかに不快な思いをさせているかもしれません。。。
でもこれが今の私の正直な気持ちです。

これから、音楽を通してどんな出会いがあるのか、、、
不安もありますが、楽しみになってきた今日この頃です。

そうそう、この本番終演後、15日の日、カーテンコールで地震があったんです(><)
確か栃木で震度5くらい揺れた地震です。
このきれいなシャンデリアが揺れて、壁に映る明かりも揺れた時は一瞬ヒヤッとしました(汗)。
サイトウ・キネン・フェスティバルで長年お世話になった長野県松本市も、
先日の地震でホールなどが被害を受けたそうで心配です。。。
もう大地震は起きないでほしいですね。。。

さっ、次の本番の曲を練習しなければ!!
くれぐれも熱中症にはお気を付けて、皆さま素敵な連休をおすごしください(^^)
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by yucantus | 2011-07-17 14:34 | コンサート | Comments(2)

震災のせいでしょうか、、、

急な出演依頼のお話が舞い込んでうれしいような、具合が悪くなりそうな、、、
とにかく、こうしてお声をかけて頂けて本当に有難いです。感謝感謝です。

ということで、取り急ぎ「2011年スケジュール」を更新いたしました。
あらためて一つ一つ取り上げて、チラシと一緒にお知らせします。
ぜひ皆さん、会場にお越し下さい♪♪♪

カテゴリから「2011年スケジュール」をクリックしてご覧くださいませ。
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by yucantus | 2011-07-14 00:50 | Comments(0)

6月29日チャリティーコンサートの義捐金報告

ご報告が遅くなりました。
6月29日、かつしかでありましたチャリティーコンサートで皆様からお預かりしました、
義捐金の集計報告が届きました。

ご来場下さったお客様が184名。
チケット収入が18万4000円。
当日、会場の募金箱に集まりました義捐金が173900円。
これらから、会場費、コピー代など諸経費をひきまして、19万8850円。
そこに、このコンサートを支えて下さった坂本弁護士さんがポケットマネーを足して下さり、
合計20万円を義捐金として送ることとなりました。

この義捐金は被災地にピアノを送ったり、現地での音楽活動資金などに使われるそうです。
その後の報告など入りましたら、その度こちらでもお伝えしていきたいと思っております。

あらためまして、本当に本当にありがとうございました。
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by yucantus | 2011-07-13 02:23 | 東日本大震災 | Comments(0)

「ブリーカー街の聖女」終演いたしました。

7月10日の公演にお越し下さった皆様、本当にありがとうございました。
原語での日本初演の舞台、いかがでしたでしょうか。

実はこの出演依頼のお話がきたのが5月のゴールデンウィークで、
譜読みはもちろん大変だったのですが、
この作品を理解するのに時間がかかりました。
まだわかっていないかもしれませんが(苦笑)。
この時代のアメリカを世界史の本で読み、リトルイタリーについて調べ、
イタリア移民の気持ちを少しでも感じたいと「ゴッドファーザー」のDVDを買い、
メノッティの友人だったバーンスタインの「West Side Story」も観て、、、
バカな私は、それでも何が言いたいのかわからず、
ピューリッツァ賞とは何ぞや...と改めて調べてこの作品のテーマが少し理解できました。

あと公演直前に、チケットを買って下さったお客様から、
“私はサイモン&ガーファンクルの「霧のブリーカー街」しか知らず、そこが舞台のオペラなんて...”というメールを頂き、「なにっ!!」と思ってすぐこの曲についても調べ、これが結構確信をつきました。とても素敵な曲なのですが、歌詞は意思の疎通ができないブリーカー街の人々を語っており、この「霧」というのは、すっきり晴れずもやにかかってわからない...というような意味で使われていました。

今回つくづく思ったのは、やはりひとつの作品を演じ歌えるようになるには、
膨大な時間がかかるということでした。
プロならできなければいけないのかもしれませんが、私には難しかったです。。。
でも思いつく努力はすべてしました。
きっと今後も器用な人間にはなれないと思います。
でもこれが私と受け止め、また次の舞台に向けて頑張ります‼
こんな私ですが、今後も応援のほど何卒よろしくお願いいたします。
本当に本当にありがとうございました。

末筆になってしまいましたが、
東京オペラプロデュースの松尾史子先生、演出の八木さん、指揮の飯坂さん、
音楽と演出スタッフの皆さん、そして寺越さん、素敵な共演者に合唱の皆さん、
この舞台に関わったすべての方々に心よりお礼を申し上げます。
また皆さんと共演できる日を楽しみに日々精進いたします。
みんな、大好きです♪ありがとうございました。
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by yucantus | 2011-07-13 02:09 | オペラ | Comments(2)

いよいよ明日公演。

今日までに「ブリーカー街の聖女」について少しお話するはずだったのですが、
あっという間に本番前日になってしまいました(汗)。

色々調べて書きたいことはたくさんあったのですが、
この作品と縁があったのかなぁ~と思わせるお話を一つ。

題名になっている“ブリーカー街”は今もニューヨークのマンハッタンにある通りで、
“リトル・イタリー”と呼ばれ親しまれているイタリア系アメリカ人が住む街です。
そこに住む“聖女”アンニーナ。なぜ彼女が聖女なのか、、、
それは“聖痕”と言われる、キリストが十字架にかけられた時に釘を打たれた所と同じ掌に傷ができて血を流す奇跡を起こすからなのですが、
同じような奇跡を起こしてイタリアで有名だった「Padre Pio(パードレ・ピーオ)」のお守りが、
実は私の手元にあるんです。

それがこちら。
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掌に黒っぽいしみのようなものがありますよね。
これが聖痕です。
下の中央の小さな丸い所に、Padre Pioが着ていた服の一部がお守りとして入っています。
Padre Pioは色んな奇跡を起こし、有名だったそうです。

このお守りは3年前に亡くなった我が師匠Giuliano Ciannellaにと、
超有名な大歌手が私に預けたものなのですが、
訳あって私が持っていることになってしまいました。
写真でもわかるのですが、本当にぼろぼろで、
その大歌手が大切に毎日お財布にいれて持ち歩いていたものでした。
もしお会いすることがあったらお返ししようと思っているのですが、
それまで私が大切に持っていようと思います。

少々脱線してしまいましたが、
このアンニーナの周りで起こる出来事から、当時の移民問題が語られています。
イタリア人であることをどこか恥じながら生きている閉ざされた心、
貧しい生活から脱したいと聖女にすがる人々、
そんな中でも未来を夢みて生きようとする青年、
信念を持って生きるもつまらぬ風習で村八分にされ最後彼に殺されてしまう女性、、、
全てはどこか屈折している人々の気持ちがそうさせている。

作曲・台本ともにメノッティが書いているのですが、
彼こそイタリアで生まれ、アメリカで作曲家となった人でした。
もしかしたら、彼も同じような思いをし、
彼が一番いいたかった事がこの作品に書かれているのかもしれません。

もう一作品「領事」というオペラでもピューリッツァ賞をもらっているのですが、
それは、ビザがおりずに自殺してしまった女性の本当にあった事件を元にしたものでした。

オペラとは、背景は変わっても、いつの時代でも通じる普遍的なものを語ってくれています。
皆さんの目にこの作品はどう映るのか、、、、
とにかく明日がんばります!!
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by yucantus | 2011-07-10 00:16 | オペラ | Comments(3)

お仕事でお台場へ

今日はお仕事で、何年かぶりにお台場へ行ってきました。
悲しいかな、私は遊びでお台場に来たことがありません(;_;)
いやぁ~、あの地区はすごいですね。開発が進んでるといいましょうか...。
でも津波とか来たら大丈夫なのかなぁ...
ちょっと心配しながらゆりかもめの乗って、会場へ。
早速友達に聞いたら、東京湾は津波の心配はないそうですね。
(ほんとうかな...--;)
昔、原発を東京湾に建設するお話があったとか...。
簡単に言ってはいけないのかもしれませんが、
私は断固、原発反対です‼

ちょっと話がズレました(^^;)
今日は7月10日公演「ブリーカー街の聖女」のオーケストラ合わせでした。
オペラに出演する度思う事なんですが、オケはいい!!!!!!
やっぱりオペラは生オーケストラに限ります。
こんな素敵なオーケストラで歌を歌わせて頂くなんて、なんて贅沢なんでしょう。。。。
私は2幕しか出ないので、1・3幕と前から聞いていたのですが、
メノッティの音楽の素晴らしさに感動し、一人で泣いてしまいました(T_T)
知られていないオペラですが、ぜひ一人でも多くの方に聞いてほしいと心から思います。

私が調べる限り、メノッティ最後のオペラ作品で、
だからなのか、私にはとても深いものを感じます。
プッチーニやヴェルディの音楽を感じさせるところがあるかと思えば、
ジャズのニュアンスが入り、綺麗な教会音楽もある。
また場面の音楽描写がうまく、
今の言葉でいえば、まるで3Dのように立体的です。
それが演技とともにうまくお伝えできればいいのですが、、、。

You Tubeにこのオペラの最後のシーンがあったので、ここにご紹介しちゃいます。
でも、やっぱり音楽は生に限ります。
まだチケットありますので、興味がわきましたら是非ご一報くださいませ。


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by yucantus | 2011-07-05 02:06 | オペラ | Comments(0)


メゾ・ソプラノ 小林由佳のうた人生
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