先日のつくばでの本番を終えてホッと一息。。。
花粉も飛び始めていたので心配でしたが、風邪やインフルエンザにもかからず、
何とか無事歌いきることができました。
それはいつも心配してくれている家族はもちろん、ご先祖様のおかげかな...と思い、
東京へ戻る前に、久しぶりにお墓参りに行ってきました。
お墓をきれいにお掃除して、お線香をあげると気持ちが落ち着きます。
うちのお墓は“法蔵院”というお寺にあるのですが、私はこの場所が大好きなんです。
山門前には「岩瀬小学校発祥之地」という碑が立っていて、
その文字通り、私が通った小学校はここから始まりました。
1875年(明治8年)太田法蔵院に「犬田小学校」として創立、
今の場所には1939年(昭和14年)に新築移転されたそうです。
私が確か小学校2年生の頃に新しい校舎になり、
それまでは木造立ての校舎で、毎日ぞうきんかけをしていました。
木でできた長い廊下はよく磨かれ、黒光りしていたのを今でも覚えています。
きれいだったなぁ。。。
この法蔵院では、どんな授業風景だったんでしょうね。。。
ここを訪れる度、いつも素敵な日本の四季を教えてくれます。
この日は近くに梅が咲き、風もどことなくやわらかく感じました。
初夏には田植えが終わると田んぼの苗がきれいに並び、水の上を風が通る度きれいな波紋を描き、
夏には畑が緑のじゅうたんとなって、その上には元気な太陽がにこにこ笑って蝉がなき、
秋には山々が紅葉し、畑は稲穂で金色に輝き、赤とんぼが飛ぶ。
冬の雪の降った日には“ゆぅ〜きやこんこん♪”と歌いたくなる風景。
当たり前だった風景が、今ではとても貴重で贅沢なものに感じます。
ちょっと残念なのは、その風景の中に北関東自動車道ができてしまったこと。
でも仕方がないのかな。。。
2005年には岩瀬町、大和村、真壁町が合併して桜川市となり、「桜川市立岩瀬小学校」と改称。
建物などはどんなに変わっても、この自然だけは今後もずっと残ってほしい!!
最近特にそう思います。
その為には、今生きる私達がそれを未来に残す努力をしなければですよね。
4月には、山桜が咲きみだれます。
あまり、、、嫌、全く知られていないのですが、
「西の吉野、東の桜川」といって、我が故郷はサクラの名所なんです。
地元の方々のご努力でここ数年のうちかなり知られてきましたが、
私も微力ながら町おこしのお手伝いをしたいといつも思っております。
なんと雑誌・家庭画報の4月号では、桜川の桜が特集されているそうです!!
http://www.kateigaho.com/magazine/notice/index.html
こちらでも、きれいな桜川のサクラを紹介しますね♪
という事で、ご先祖様、私の故郷・旧岩瀬町、ありがとう!!
〜帰り際撮った法蔵院の一角。右側に並ぶお地蔵さんに、よく生前のおばあちゃんがお賽銭をあげていました。