蝶々夫人の千秋楽を終えた2日後の10月14日、
「ゴブラン会 秋の賞味会」というフランス料理を楽しむお食事会にお招き頂き、
昨年「ドン・カルロ」でお世話になったピアニストの長澤恵美子さんとミニコンサートをしてまいりました。
「ゴブラン会」とは食文化の発展を願って、食を提供する方、携わる方、愛する方の集まる会だそうで、大変著名な方々がたくさんいらっしゃいました。この日はちょうど京都版ミシュランが出版されたというニュースがあった日で、お一人のシェフがその話題を出して、お料理に対する熱い思いを語っておられました。食べる事が大好きな私も、舞台裾で「うん、うん!!」と聞き入ってしまいました。
そんな本物を追求する方々の集まりと聞いて、これはおいしいお料理の邪魔になるような演奏はできないと緊張して伺ったのですが、なんというんでしょう、、、おいしいものを愛する人に悪い人はいませんね♪たいへん和やかな雰囲気で、気持ちよく歌わせて頂きました。
会場はホテルニューグランド横浜の本館にあります、レインボーボールルーム。1927年に開業したというこのホテルは、私の大好きな歴史を感じる重厚な空間で、一目で気に入ってしまいました。
コンサート後はすぐに席につき、私もおいしいフランス料理のディナーをご賞味させて頂きました。ドレス姿のままお食事を頂くのは初めてだったのですが、これもまた、いいものでした。
お行儀が悪いとわかりつつも、素敵なお料理たちを携帯のカメラで写真を撮ってまいりました♪
もう写りが悪くてシェフに申し訳ないのですが、せっかくなのでここでご紹介します。
〜鮪とアヴォカドのカクテル さつまいものミニエクレア〜
私の一番大好きな組み合わせ♪一皿目でもううきうきでした。
〜海の幸のデリース 毛蟹入りレムラードソース〜
本当にそれぞれの海の幸さんがきれいな色で、見ているだけで幸せになれました。
〜セップ茸と野菜のスープ パイ包み焼き〜
初めて食べたきのこだったのですが、香り高くいい歯ごたえで、秋を感じる素敵な一品でした。
〜“シチュービーフ”温野菜添え〜
シェフ渾身のお皿。ごまかしのきかないフランス料理の王道といった感じでした。
添えてある温野菜もそれぞれの味が濃く、一口頂く度に体の細胞が喜んでいるのがわかりました。
食後にピスタチオのムースと小菓子があったのですが、うっかり写真を撮り忘れました(汗)。
イタリアでよく食べていたピスタチオの味は本当に幸せでした。このムースは色だけではない、本物のピスタチオの味がしました。
という感じで、歌った姿や音楽に関する内容はゼロです(^^;)どうぞお許し下さい。
私は食べる事が本当に好きで、今後おいしいものを食べたら紹介しようと思います。
いやぁ〜、やっぱり“食”は大切ですね。
疲れていた体が一気に元気になりました。でも、帰宅後は全身筋肉痛状態でした。
愛情こもったおいしいお料理をありがとうございました、シェフ!!!
(写真の撮り方が下手で本当にすみません)